日本の田舎と韓国の田舎、ここが違う!

こんにちは、コリアンライフ(@koreanlife007)です。
今、日本の実家に帰省しているのですが、うちの実家はかなりの田舎です。(ほぼ限界集落)
散歩していれば鹿を見かけたり、先日は道で亀に出会いました。(人より動物多め)
そして韓国の家も日本ほどではないですが、まあまあな田舎です。
でも韓国の家は田舎といえどもマンションです。
田園風景にそびえ立つ高層マンション。(韓国あるある)
高層マンションというと、高級マンションを想像しがちですが、うちは高層庶民マンションです。
…そんなどちらの田舎にも住んだことがある者が、ふと日本の田舎と韓国の田舎を比較してみて感じたことです。
いい場所があれば土地を買い、すぐ商売を始める韓国
日本と韓国の一番決定的な違いはこれです!
韓国は田舎でも都会の人が来て、土地をどんどん買います。
土地の売買がとても激しい。
ちょっといい景色だなと思う場所は都会から来た人が土地を買って、あっという間にカフェやペンションを開きます。
なので韓国のきれいな景色だな~と思う場所はもうすでに誰かが土地を買い、商売を始めているのです。
例えば夏になると韓国は渓谷に涼みに行く人が多いのですが、韓国の田舎の川沿いの「いい場所」にはほぼペンションが建っています。
日本では遊泳禁止とか、立ち入り禁止区域の規制も韓国はゆるいです。
そのため、いい土地はどんどん買い占められ、いいようにお金儲けに利用されます。
不動産売買が盛んで、お金儲けが好きな国ならではの文化です。
韓国の田舎は消防団がない
消防団って日本の都会にはないのでしょうか?
日本の田舎では青年男子になると、義務的に消防団に入らなければなりません。
韓国では近年、大規模な山火事が多く発生し、私がまず思ったのは、韓国って消防団がないの?でした。
山火事は初期発見、初期消火が重要で、それを防ぐには地元の消防団がとても大きな役割を果たすからです。
それで韓国人の知人に聞いたところ、「昔はそういうのがあったけど、若い人がみんな都会に出て今はない」ということでした。
韓国のニュースを見ていても、住民はただ立ち尽くす…みたいな報道がされていて、消防団って訓練とか結構大変なんですが、実は大事なんだなあと、日本を離れてみて初めて感じたのでした。
韓国の路線は全国各地に張り巡らされていない
日本の田舎は(地域によって多少違いますが)、最寄りの駅にさえ行けば、電車で日本全国どこへでも行けます。
電車賃は高いですが、うちの田舎の最寄りの駅からでも、決意さえすれば乗り継ぎに乗り継ぎを重ね東京まで行けます。
でも韓国は電車で全国は行けません。
主要都市は行けても、田舎はバスです。
日本のように全国各地に路線が張り巡らされていません。
バスってとっても不便なんですよね。
韓国版「リトルフォレスト」は映画の世界だよ
韓国版「リトルフォレスト」を見て韓国の田舎もいいなと思った人もいるかもしれません。
でもあの映画はいいところしか映していない!(そりゃ映画だから)
実際、韓国の田舎はトイレの下水処理がきちんとできておらず、臭いんです。
臭いし汚いし、たぶん日本で田舎暮らしをしたことがない人はとてもじゃないけど住めないと思います。
実際ド田舎に嫁いだ日本人の経験談を聞き、私は無理だと思いました。
リトルフォレストはやはり映画だけの世界です。
以上、韓国と日本の田舎の違いについて思いつくままに書いてみました。