【韓国教育】地方からSKY大学へ入学させた日本人ママを分析してみた

【韓国教育】地方からSKY大学へ入学させた日本人ママを分析してみた

こんにちは、コリアンライフ(@koreanlife007)です。

最近、韓国の教育格差をひしひしと感じています。

経済格差による教育格差。

都市と地方による教育格差。

コロナ禍によりこの格差がますます広がっているのが現実です。

 

私は地方に住むので、この都市と地方による教育格差をひしひしと感じているわけです。

そもそも、地方の普通高校からソウルの大学に行くことはとても難しい。

もうソウルブランドです。

みんながソウルソウルとなるので、地方大学はここ数年、とっても人気がありません。(泣)

全て定員割れ。

おまけに少子化で地方大学は学生を確保できず、潰れちゃったり。

地方は若い人材を確保できず、過疎化はどんどん進むばかり。

深刻です。

 

先日、同じ市に住む日韓夫婦(父韓国人、母日本人)のお子さんが、SKY大学に通っていると娘から聞きました。

SKYというのはソウル大学、高麗大学、延世大学のことです。

韓国ではレベルが高い大学です。

そんな大学に地方から行けるなんて、よっぽど頭がよかったんでしょう。

そして私の知る限り、うちの市ではもうひと組のご家庭が(父韓国人、母日本人)、今はもう卒業されてるかもしれませんが、SKYに合格したお子さんがいます。

この2家庭を見て、なるほど~と思ったことがあったので、勝手にまとめてみました。

ちなみにお子さんは生まれも育ちも韓国で、韓国人と同じように受験した多文化家庭(다문화가정)のお子さんです。

SKYに送りたい方はご参考になさって下さい。(笑)

 

 

SKYに送った日韓家庭の共通点

お母さん(日本人)は韓国語があまりできない

意外じゃないですか?

韓国語ができる方が、情報を得られるし、子供の勉強も少しは見てあげられるし、いいと思うんですね。

でも親が韓国語ができるできないは、子供の学力とあまり関係ないことがわかります。

なので子供が幼いころ、よく義母や周囲が、

「親が韓国語できないと言葉の発達が遅い!」

なんて言うのは全然気にしなくていいです。

親が韓国語があまりできなくても、子供は立派な大学に受かっていますから!

 

 

お母さん(日本人)の性格はどちらかというと、頼りないかんじ

すみません。

これ、かなり失礼なんですが、客観的にお二人を見てまず受けた印象です。

韓国社会をうまく渡り歩いているお母さんタイプではありません。

韓国の教育について調べたり、学校行事に積極的に参加する教育ママタイプでもありません。

それなのにどうして受かったのでしょうか?

答えはこちらです。

 

 

子は自分の意志を持ち、とてもしっかりしている

そういう外国人のお母さんだからこそ、子は「自分がしっかりしなきゃ!」と思うのではないのでしょうか。

誰かに言われてやるのと、自ら進んでやるのとでは全く違います。

韓国の教育ママはお母さんが率先して情報を得、お母さんが懸命に子供を支えます。

そして親が準備したその波に乗りさえすれば、まあそこそこの大学に行けます。

このような家庭が多いです。

でも私達外国人は情報を得ることすら困難です。

波に乗せる方法も、タイミングも、わからない。

だから子供は思うのでしょう、「自分がしっかりしないと!」と。

 

 

子が勉強に目覚める

実際にどれくらい勉強したか、うちの子が聞いてみたそうです。

すると、

「高校時代は夕方5時くらいに帰ってきて、まず寝る。それから夜11時くらいに起きて、朝まで勉強する。」

この生活を3年間続けたそうです。

そしてお昼休みには図書館で勉強。

合格した子の共通点はまさに勉強に目覚めた!と言えます。

誰かに言われるのではなく、本人が勉強に目覚め、モーレツに勉強したんです。

やはり大学に行きたい!これになりたい!という意志が強いからできるのだと思います。

 

 

勝手にまとめ

今まで私は手探りながらも、韓国の入試情報を調べたり、他の韓国人ママと同じくらい関心を持っていたつもりでした。

でもそれがある時は逆効果となり、子供にガミガミ言う親となっていた気がします。

やっぱり大学に行くのは子供本人。

本人が勉強したい、この大学に行きたい、と思わなければいけません。

親は子のサポートはしてあげるけれども、あまり熱心になりすぎるのも問題だと思いました。

うちの場合、あとは子が勉強に目覚めてくれるだけです。