韓国の学生が通う読書室とスタディーカフェに行ってみた

こんにちは、コリアンライフ(@koreanlife007)です。
最近、娘が勉強したいから読書室へ通いたいと言い出しました。
むむ、読書室!?
聞いたことはある読書室。
(読書をする部屋ではありません。)
韓国では多くの学生がこの読書室に通っていると聞きます。
でも実際私は読書室に行ったことがありませんでした。
なので一体どんな所なのか、通わせるにもただではないので、読書室を見に行って来ました。
読書室とは
出典 www.hankookilbo.com
韓国語で독서실といいます。
いわばお金を払って利用する自習室です。
街の至る所にあり、韓国では多くの学生が利用します。
近くにある読書室に行ってみました。
読書室は教育庁が主管しているため、塾と同じ扱いとなります。
まずは料金が気になるので聞いてみました。
なになに、1人部屋は1日12,000ウォン⁉
相部屋は1日8,000ウォン。
読書室は1日ごとに払うことができず、1ヶ月ごとに払うシステムになっています。
毎日通うとかなりの額になりますね。
読書室のおばさんにいろいろ聞いていると、読書室は受験生や公務員試験準備生など、1日がっつり勉強する人が多いそうです。
確かに若者に混じっておじさんもチラホラいました。
(韓国は年齢に関係なく公務員試験に挑戦できます)
時間制で払うことはできないのかと聞くと、それはスタディーカフェの方がいいのではないかと薦められました。
なになに、スタディーカフェ?
スタディーカフェとは
読書室と違い、スタディーカフェはカフェとして登録しています。
カフェとして登録している自習室となります。
フリードリンク制で、インテリアもおしゃれ。
無人経営が可能です。
24時間利用可能。
支払いは時間ごとにできます。
読書室は塾と同じ扱いのため、いろいろな規制がありますが、スタディーカフェは規制がゆるく、最近はスタディーカフェが増えている傾向です。
気になるお値段なんですが…
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定額券 100時間 110,000ウォン
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4週定額券(28日) 110,000ウォン
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2時間 3,000ウォン
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4時間 5,000ウォン
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6時間 7,000ウォン
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8時間 8,000ウォン
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12時間 10,000ウォン
コーヒーショップで勉強するのと同じくらい。
でも1ヶ月だと塾に通うくらいの値段になります。
スタディーカフェで勉強してみた
早速検索し、近くのスタディーカフェで2時間だけ勉強してみました。
無人販売機で席を決め、支払いすれば入室できます。
ノートパソコンを持ち込み意気込んで行ったんですが、「キーボードを打つ音がうるさいのでノートパソコンは控えてください」との張り紙が…
確かに周りを見回してみると、キーボードをカチャカチャ打っている人は誰もいませんでした。
パソコンでインターネット講義をイヤホンをして見ている学生はたくさんいました。
利用客は高校生か大学生の若者がほとんど。
カリカリ勉強しています。
2時間だけ勉強しましたが、あまりにも静かすぎて息が詰まりそうでした。
私にはガサガサしたカフェの方が合っているようです。
もったいないので、コーヒー2杯飲んで帰ってきました。
お菓子もありました。
家で集中できず、勉強したい時はスタディーカフェがいいかもしれません。
でも親側からすると、無人なのに1ヶ月塾並みに稼ぐことができるスタディーカフェはっきり言っていい商売だと思いました。
いい商売だからどんどん増えているのでしょうね。