韓国の新婚夫婦が話すローン返済と結婚観

こんにちは、コリアンライフ(@koreanlife007)です。
今回は「韓国の新婚夫婦が話すローン返済と結婚観」と題して、職場の新婚女子たちが話していたリアルトークの内容をお伝えしようと思います。
富裕層はわかりませんが、韓国の庶民は今、だいたいこんな感じだとわかっていただければと思います。
恋愛期間を後悔する
先日、雑談していたときのことです。
うちの会社のチームには新婚の女子が3人ほどいます。
未婚者は1人で、雑談するとだいたい結婚の話題になります。
新婚の彼女たちが共通して言うことは、「ダラダラ恋愛していた時間がもったいなかった」ということです。
いつか結婚するとわかっているならば、ダラダラ恋愛せず、思い切ってさっさと結婚するべきだったというのです。
まあでも、恋愛は思い通りにいかないもんですよね・・・
人生でいちばん輝かしいはずの恋愛期間をなぜこのように言うのでしょうか?
それには理由があります。
それは韓国の住宅事情と絡んでいます。
ローン返済の結婚生活
韓国ではここ数年、住宅価格が高騰しています。
数年前ならなんとか買えたアパートも、どんどん高くなってしまいました。
新婚夫婦は政府から特別に援助を受け、アパートが買いやすくなっていますが、それでもアパートが買えない新婚夫婦はたくさんいます。
銀行からお金を借り、なんとか結婚生活をスタートする人がほとんどです。
結婚生活=借金生活の始まり
そう、悲しいかな結婚生活は借金生活の始まりなのです。
そのような時、過去の恋愛期間のデート代や食事代、旅行費、たいして必要のないプレゼント(쓸데없는 선물と言っていたw)の贈り合い・・・
こういうものが、すごくもったいなかったと感じるようです。
その恋愛が長期にわたった人であればあるほど、こんなことなら早く一緒になって、二人で一生懸命働けばよかった、と後悔していました。
結婚後しばらくは経済活動に専念する
なので結婚してもしばらくは夫婦で団結し、働きます。
お金を貯めないことには始まらないからです。
うちの会社の新婚の子たちはまさにこの時期で、だからあんな愚痴を言うんですね。
そして、こういう環境で子供のことなどは考えにくく、自然と少子化へとつながっていくのではないでしょうか。
全く悲しい話です。
今回は職場の新婚女子たちが話していたリアルトークの内容をお伝えしました。
韓国の不動産政策の失敗は否めません。
若いうちから計画を立ててお金の管理をしていかなければ大変ですね。
現場からは以上です。
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