韓国ウェブデザインの現場で実際に使うサイトをご紹介します

こんにちは、コリアンライフです。
ウェブデザイナーのはしくれとして、働き始めて1カ月と少し。
トレンドに全くついていけてませんが、なんとか生きています。
今回は実際に現場で使っているサイトやツールを紹介します。
GDWEB (지디웹)
韓国のWEBデザインとUXデザインが集められたサイトです。
このようなサイトは他にもありますが、ここを利用する理由は、ジャンル別、ターゲット層別、カラー別、デザインコンセプト別に検索することができ、より分析しやすいからです。
またこのサイトに登録するにはサイト側の認証が必要で、年に1度、登録されたサイトの中から優秀サイトが選ばれる仕組みとなっています。
いわば韓国ウェブデザイン界のアカデミー賞といったところでしょうか?
またこのサイトはデザインも知ることができますが、韓国の有名なウェブエージェンシーも知ることができます。
韓国のデザイン会社で就職したい人には大手デザイン会社を知ることができるので参考になるかもしれません。
눈누
商業的に利用できる無料のハングルフォントを集めたサイトです。
有料フォントを無断で使い、著作権で訴えられた人を知っていますが、著作権を甘く見てはいけません。
よく知って使わないと本当に危険です。
このサイトにあるフォントは全て無料で、デザイン制作に使えるものが集められているので安心です。
またダウンロードする前に、このフォントを使ったらこのようになる、というお試しができちゃいます。
フォントで迷ったときに、このサイトは便利です。
Colour Contrast Analyser
明度対比のチェックツールです。
웹접근성(Webアクセシビリティ)を守るために、このツールを使います。
例えばNAVERのロゴやボタンの色ははっきりと目立つように考えられています。
色盲の人やお年寄りでも文字を認識できるように、明度対比を4.5:1以上にします。
公共機関のサイトは特にこの基準を守っています。
Colour Contrast Analyserについての日本語ページはこちらです。 >>
ClipartKorea (클립아트코리아)
韓国でいちばん大きい有料イメージサイトです。
韓国の街で見かける広告やデザインの素材は実はほとんどココから出ています。
韓国でデザイン関係の人なら、広告の写真やイラストを見ただけで、「あ、これクリバットのだ!」とわかります。
このサイトを見るだけでも、韓国の季節感やトレンドデザインを知ることができます。
だいたいのデザイン会社は有料会員となりサイトを利用しますが、無料コンテンツも少しあります。
メニューバーの端っこ右側は無料コンテンツで、無料イメージ、無料フォント、無料パワーポイント素材がダウンロードできます。
(無料コンテンツも会員登録が必要となります。)
今回は実際にウェブデザイナーが現場で使っているサイトやツールをご紹介しました。
参考にしていただければ幸いです。