私が傷つく韓国語(在韓17年目メンタル強くなりました)

こんにちは、コリアンライフです。
生活の中でよく言われる韓国語をまとめて紹介するシリーズ。
これまで、
を紹介してきました。
今回は「私が傷つく韓国語」と題して、この言葉を言われて傷ついた!という韓国語を紹介したいと思います。
それではいってみましょう。
한국어 못하시네요.
韓国語下手ですね。
いきなりガーンですね。
先日も仕事でちょっとした言葉の伝達ミスで誤解が生じ、結果的にこの言葉を言われてしまいました。
ビジネス韓国語は難しいです。
私の場合はこのように言われます。
10년이상 사셨는데 아직도 한국어 못하시네요.
(10年以上住んでいるのにまだ韓国語が下手ですね)
生活している上では言われませんが、仕事となると、やっぱりまだまだ不足なんでしょうね。
在住歴が長く、普通に話す上では問題ないので、韓国語が100%できると勘違いされるのです。
でも、やっぱり外国人。
韓国人とは違います。
いや、永遠に韓国人にはなれません。
それを人の苦労も知らないで平気でこの言葉を言ってきます。
いちばん頭にくるのが、海外で住んだ経験もない、地元から出たこともない人からこの言葉を言われること。
海外生活を経験したことのある人は理解ある人が多いです。
でも30年も40年も同じ国にずっといて外国語もできない人に限って、ズケズケとこういう言葉を言ってきます。
この言葉を言われる度に、くそーーと思うのです。
왜 아이가 하나에요?
どうして子供が1人なんですか。
なんで赤の他人に家庭の事情を話さなければならないのでしょうか?
そういうあんたが産んだら子供育ててくれんのか!と問いたくなります。
というか、そもそもなんでこんなこと聞くんでしょうか?
韓国は、「個人のプライバシーについて他人があーだこーだいう文化」があります。
例えば、
・独身の人→いつ結婚するんだ
・結婚した人→子供はよ作れ
・子供産んだ人→はよ2人目作れ
・2人目産んだ人(男男、女女の場合)→もう1人産まないと
・3人以上産んだ人→教育費どうするんだ
こんなふうに、いつになっても赤の他人がおせっかいの言葉をかけてきます。
韓国ではもう、あいさつみたいなもんです。
悩んでいる場合、これがけっこうキツイ。
韓国で住むにはこんな言葉にいちいち傷つかず、さらっと流すメンタルの強さが必要となってきます。
왜 귀화 안해요?
どうして帰化しないんですか。
この質問をされるたび、答えるのに詰まります。
逆にあなたは韓国籍を捨てられますか?と問いたい。
簡単に国籍を放棄できますか?と問いたい。
それなのにズケズケと聞いてきます。
実際、結婚移民者で、東南アジア系の人は帰化する人が多いです。
どうやら「帰化=愛国者(韓国を愛している)」と思っているようです。
昔は外国籍だと生活に支障がありましたが、今は外国籍でもそれほど支障はありません。
国籍問題はとても敏感な問題で、そういう質問を軽くすること自体が失礼だと思うのです。
とにかくこの質問には返答に困るのです。
以上、今回は「私が傷つく韓国語」をお伝えしました。
韓国に長年住んで、相当メンタル面は鍛えられましたが、まだまだ傷つくことはあります。
傷つきながら、一皮むけ、強く生きています。