韓国Webデザインのトレンドを探ってみた

こんにちは。
今回は私が働くデザインについてのことを書こうかと思います。
デザインは私が30代後半から勉強し始めました。
それまでは日本語教師をしていましたので、デザインのデの字も知らないど素人でした。
こんなど素人でも、なんとか働けています!
ですから、30代、40代で何か違うことを始めようと思ってる人は、全然遅くありません。
デザイナーとしての経歴は浅い
デザイナーとして初めて入った会社は小さい会社で、Webデザインをはじめ、カタログデザイン、ロゴデザイン、パッケージデザイン、名刺から横断幕、スティッカー、車のラッピングまで、ありとあらゆるデザインをしました。
そのため、どれも中途半端で、自分でも何のデザイナーなのかはっきり名乗ることができず、ブログでもあえてデザインについて詳しいことは書いてきませんでした。
でも今回、再就職した会社はWebデザイナーとして入りました。
正直Webデザインはそれほど得意ではないのです。
そして40代になってからのWebデザインは正直きついです。
なぜならWebの世界はトレンドが激しく変わり、ついていくのに大変だからです。
若いほどトレンドに敏感で、年を取れば鈍感になります。
そして、コーディング。
でも今の会社は大きいのでコーディング作業はほぼしなくていいです。(作業が分散化されています)
今回は最近の韓国Webデザインのトレンドを私なりにまとめてみました。
韓国のデザインについて関心のある方は参考にしていただければ幸いです。
シンプルなデザイン
日本のwebデザインはよく知りませんが、韓国のWebデザインはすっきりしたデザインが多いです。
余計なものをごちゃごちゃ入れず、シンプルですっきりしたデザイン。
また文字もたくさん入れず、アイコンで表記したり、無駄なものはできるだけ省きます。
https://www.tftmall.co.kr/
フォント
最近はグーグルフォントの「Noto Sans KR」がほとんどです。
このフォントはすっきり見えてとても美しい。
太さが何種類かあるので、同じフォントで太さを変えてデザインします。
他にはNEVERフォントの「NanumSquare」。
ちょっと角ばった、幾何学っぽい感じのフォントです。
こちらもよく使われています。
アイコン
全体的に線のアイコンが多いです。
そこにポイント色(会社のカラー)をちょこっと加えます。
これだけでぐっと洗練されたアイコンになります。
細い
細いライン、細いフォント、細いアイコン、とにかく細い!
細いと洗練されて見えます。
ほんのり浮き出るシャドウ
影(Drop Shadow)をうすく、広く入れて、ぼんやり浮き出るようにします。
パステル系のグラデーション
パステル系のグラデーションを見て、BTSを思い浮かべるのは私だけでしょうか。
BTSの影響か、あちこちでパステル系のグラデーションをよく見かけます。
透明がお好き
以前からある技ですが、イメージの上に透明な背景を入れ、その上にテキストを入れるのをよく見かけます。
透明だと清潔感があるように見えますね。
テキストの間隔と余白
テキストの間隔を開けて、他のテキストと横幅を合わします。
また余白は大きく取り、余白を利用してデザインします。
Webアクセシビリティ
韓国語では「웹접근성」といいます。
身体に障害を持つ人も見れるようにするWebデザインのことです。
最近のWebデザインはこれを守らなければなりません。
なので、色盲の人が見れないような色彩対比はできないし、目がチカチカするようなデザインはできません。
これが認証されたホームページにはフッターにこのマークが記されています。
Web標準
韓国語でも「웹표준」です。
ブラウザーによってデザインが違うように見えてはいけません。
これはコーディングの部分になりますが、これを合わすのに一苦労です。
レスポンシブWebデザイン
韓国語では「반응형」と言います。
パソコンのモニター、スマホ、タブレット、どれで見てもきちんと見えるようにしなければなりません。
最近のWebデザインはこれが求められています。
頭が痛いですね…
今回はWebデザインのトレンドについてお伝えしました。
私もまだまだ学んでいる身なので、これらを踏まえつつ、デザインしていきたいと思います。
参考にしていただければ幸いです。
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