韓国でアラフォー外国人、転職活動奮闘記③「紹介された会社は怪しい会社だった」

転職活動奮闘記、しばらくご無沙汰でしたが、まだまだ続いております…。
ついにパート3!いつになったら終わるのでしょうか。
これまで日本のハローワークのような韓国雇用労働センターに行き、履歴書を送ったところまではお伝えしました。
実はこの間、けっこういろいろありました。
今回はその後、どうなったのかをお伝えします。
今までの転職活動の様子はこちらです。
雇用労働センターから紹介された会社へ面接に行く
履歴書を送り(正式には雇用労働センターの職員さんが送ってくれた)、すぐ面接はいつがいいかと連絡が来ました。
実は紹介された会社を詳しく調べておらず、ほぼ雇用労働センターの職員さんを信じていたんですよね。
これが失敗だったのです。
どこにあるのかな~と位置をNAVERマップで調べていました。
すると!焼肉屋の2階とあるのです!
焼肉屋⁉
「焼肉屋の2階に事務所があるなんて、臭わないかな~」なんて思いながら、面接に向かいました。
到着すると、どっからどう見ても焼肉屋の建物の2階。
しかも、かなりボロい建物。
大丈夫かな…と思いながら建物に入りました。
紹介された会社の事務所は、どこかの韓国映画に出てくるような、さびれた、危ない人たちがいそうな雰囲気。
ヤバそうだと思いながら、でも雇用労働部が認定した会社なので、まさか危ない人たちではないだろうと面接に臨みました。
社長さんは50代後半、60代くらいのおじさん。
いろいろな事業をしていて、新しく始める事業に新しい人材が必要とのこと。
いろいろ考えた末、環境は悪いけど、給料がいいのと、休み時間が1時間半ある、ということに負け、行くことにしました。
アラフォー外国人で、自分自身を低く評価していたこともあります。
怪しい会社の実態
環境はどうであれ、自分の仕事をしていたら安定したお給料がもらえるのです。
家族に励まされ、気持ちを切り替えて働くことにしました。
職員は私を含め5人というとても小さな会社でした。
一体この会社の実態はなんだろう・・・と恐る恐る若い女性社員に尋ねたのです。
それが!その女性社員さんも来て間もなかったらしく、私と同じような疑問を抱いていたということでした。
昼休み、二人でコーヒーショップに行き、話すことに。
それでわかったのは、この会社が仮想通貨を使ったゲームアプリで商売しようとしているということでした。
ゲームというのは表向きで、実は投資目的のゲームです。
夫に話すと、それは「네트워크 마케팅(ネットワークマーケティング)」つまり、「다단계(ねずみ講)」の会社だというのです。
そのような化粧品の会社は知っていましたが、ゲームアプリでのねずみ講の会社とは初めて知りました。
私はそのねずみ講に参加するわけではないけれども、そのようなマーケティングをする会社の社員となることに良心の呵責を感じました。
そして、その後いろいろありましたが、1日でその会社は辞めました。
雇用労働部が認定する基準とは
その後、雇用労働センターにその会社の実態を伝えました。
すると、「審査した時点では雇用労働部が認定する基準を満たしていた」ということでした。
そして審査するのは雇用労働センターではなく、雇用労働部の審査するところなので、私たちにはどうすることもできない、と返答されました。
私も会社をもっと調べていなかったことを反省しました。
雇用労働部認定の会社だからといって、絶対安心ではないということも知りました。
それにしても、世の中にはいろいろな会社が存在するんですね。
こうして、また就職先を探すことになりました…トホホ
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