韓国地方暮らしでストレスを発散する方法

先日、13年間乗った車と別れ、ついに新しい車をむかえました。
働いて、自分のために買った車です。
私は自分の車がなければ、韓国で生きていけなかったかもしれません。
それほど、私にとって車は必要不可欠なものとなりました。
車が不可欠な理由
その理由は第一に、「住んでいる所が韓国の地方で、交通の便が悪い」というのがあります。
そして第ニに、「海外生活で逃げ場がない私の唯一の逃げ場が車」だからです。
これは海外生活を長くした人なら共感していただけると思いますが、海外で一度落ち込むと、どんどん落ちます。
そのスピードは凄まじいものです。
海外だけに今までの知り合いが少なく、孤独になりやすい環境だからです。
私の周りでも精神的に弱っている人がチラホラいます。
特に出産後と更年期の人は弱りやすいです。
残念ながら、韓国人と結婚し、どんなに努力しても韓国に合わないタイプの人が存在します。
離婚した人、日本に移住した人、別居している人、いろいろな形があります。
私はもともと韓国が大好きというわけでもなく、自分で合うとも思わないけれど、もう半分あきらめたというか、開き直りの境地にあります。
でもなんとかやっていけてるので、結果的に合っていることになるのでしょうか。
海外では自分自身で気持ちをうまくコントロールすることが必要です。
だから私は嫌なことがあった時、どうしようもない時、よく一人車に乗り、ドライブします。
ストレス発散のためにです。
そして、そこで初めて見る風景に癒やされ、おいしいものを食べ、元気になって帰ってくるのです。
知らない場所で偶然出会う風景
韓国の地方は世界遺産や有名な観光地を除けば、あまり日本で知られていません。
あまり知られていないけれども、美しい場所がたくさんあります。
何もない田舎道を運転していると、突然、美しい風景に出会うことがあります。
何も期待していないだけに、突然現れる風景に感動するのです。
道で売る人たち
出典 dohwa.invil.org
韓国は道でいろいろな物を売ります。
田舎では新鮮な果物やその土地の特産物が売られています。
とうもろこし、桃、まくわうり、柿、梨、りんご、ぶどう、なつめ…
これらは都会ではとても高い値段で売られていますが、田舎では安く、量も箱買いとか、大量です。
そして、売っている人(だいたいが生産者)に話しかけると、試食してみろとほぼ強制的に食べさせられ、話が弾めば更におまけが付きます。
こういうやり取りも私はとても好きで、田舎ドライブの醍醐味の一つでもあります。
日本と重なる風景
どうしてストレス発散になるのかと考えていたら、韓国と日本は風景が似ているということに気付きました。
ぼーっときれいな風景を眺めていると、日本でもこんな場所あったな…と感じるのです。
似ているから余計に癒やされるのでしょうか。
・・・こんな感じで、ドライブでストレス発散し、また一週間頑張ろうと思うのでした。