韓国でアラフォー外国人、転職活動奮闘記①

以前、ブログにも書きましたが、コロナのため契約を切られました。
在宅で仕事をしている私にとって、主な収入源はそこからだったので、かなりの打撃でした。
でもこの危機は私がこれからどのように生きていくかを考える大きなターニングポイントとなりました。
これから雇われて働けたにしてもあと15年くらい…
後々フリーで働けるように、もっと専門分野のスキルを磨こうと思いました。
それで考えた結果、怖いですがもう一度現場に戻り、修行を積むことにしました。
求職サイトで探してみる
まずは大手求職サイト「사람인」で仕事を探してみることにしました。
私が住んでいる韓国の地方では日本人を採用してくれる所などありません。
日本語が必要としている会社もほぼありません。
あっても日本語が必須ではなく、優遇程度です。
とりあえず、「希望職種」「日本語」「地域名」を検索語に探してみることにしました。
ちょっとでも日本語が使えるといいなと思ったからです。
すると、1件求人があるではありませんか!
通勤圏内で日本語優遇で希望職種の仕事です。
これは履歴書を出すべし!と履歴書を送ってみました。
すると、すぐ面接したいとの返事が!
「こんな田舎で日本語優遇のところがあるのか⁉」と半信半疑で次の日、面接に向かいました。
いざ面接へ
私は以前の会社で、最初は外国人だと認められて入社したものの、次第に韓国人並みの仕事を求められることに耐え切れず辞めたのでした。
なので、外国人であることをわかった上で、できるだけ理解してくれる会社がよかったのです。
社長さんと面接してわかったことは、
日本語は必要だけど、日本人である必要はない、ということでした。
私が日本語優遇ってありましたけど…と聞くと、
「今の時代、日本語は翻訳機でもある程度の文脈は理解できますからねえ~。」と言われました。
つまり、私はお呼びでない⁉
それよりも専門技術がどれくらいのレベルなのか聞いてきました。
ぶっちゃけ日本語はそんなに必要ないようでした。
結論から言うと、社長さんの印象が悪いことと、条件がいろいろ悪くて辞退しました。
話していて、この人は外国人を理解してくれなさそうな人だと感じたのです。
後々しんどい思いをするだけです。
現地韓国人として探す
そんなこんなで、もう日本とか日本人という検索語は捨て、韓国人として探すことにしました。
検索語は「希望職種」「地域名」、これならいっぱいあります。
この中から、外国人でも温かく迎えてくれる会社を探すしかありません。
でも気になるのが、年齢制限!
出典 www.saramin.co.kr
悲しいことに、40歳までの所がけっこうありました。
そして、この会社よさそうだな~と思ってクリックし、詳しく見てみると…
志願者数19人!
出典 www.saramin.co.kr
このように志願者数を見ると、途端に自信がなくなるのでした。
たぶんこの人たちより、電話受けが一番下手で、文書作成も一番下手だからです。
ずどーんと落ち込み、サイトを閉じるのでした。
人脈を使って
「韓国は人脈が大事」とSNSでまわってました。
そういえば、私も「人脈が大事」と以前ブログに書いていたな、と思い出しました。
実はまわりにはコロナで契約が切られたことを言ってませんでした。
でもこの際恥ずかしいなんて言ってられず、顔が広そうな知り合いにこの事実を伝え、働き口がないか聞いてみました。
でも、どこもコロナ不況。
「お掃除なら紹介できるよ」と言われる始末…。
ママ友にも聞いてみました。
すると、「워크넷」で探してみたらいいよと教えてくれました。
いわゆる韓国のハローワーク的な所です。
ここは韓国の雇用労働部が運営しているサイトなので、信頼できます。
ちなみに私はこの雇用労働部が主催する、「就職成功パッケージ」で職業訓練を1年間受けたことがあります。
私のような結婚移民者も職業訓練が受けられる便利な制度です。
韓国在住の結婚移民者で関心がある人はぜひ利用してみてください。
そして워크넷から求人を探すことにしました。
さあ、果たして再就職はできるのでしょうか?
この続きは次回にお届けします。
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