【韓国地方旅行】ロープーウェイで行ける山、大芚山(テドゥンサン)

韓国の登山人口は日本よりも多いです。
たいてい、30代、40代になるとほとんどの人がマイ登山ストックと、マイ登山シューズ、更にはマイ登山ウエアを持っています。
自分は好きでなくとも、会社のワークショップや友人とのつきあいなど、何かと登山する機会が多いです。
私も登山靴だけは持っていますが、みんな登山するのにバッチリの格好で挑みます。
韓国の山と日本の山の違いは、韓国の山はごつごつした岩山が多いのが特徴です。
私は登山があまり好きではないのですが、今回行った大芚山(テドゥンサン)はロープーウェイがあるというので、行ってきました。
大芚山(テドゥンサン)の位置
忠清南道のノンサン市(논산시)と 全羅北道のワンジュ群(완주군)の間にある山です。
大田(テジョン)から近いです。
ソウルからの行き方
ソウル駅→大田駅下車→タクシーで西部ターミナル→34番バス乗車→終点で下車
山に着くまでは何もない田舎ですが、登山口には飲食店やおみやげ屋さんが並びます。
下山してから食べるため我慢しました。
ロープーウェイで行ける山
韓国ではケーブルカー(케이불카)と言うんですが、日本ではロープーウェイと言うんですね。
この山はロープーウェイに乗って行けるので、身体の不自由な人やお年寄りにも人気のようでした。
韓国は登山人口が多い。だいたいがマイ登山靴と登山ストックを持っています。ここはケーブルカーがあるというので、しぶしぶ行ってきました。予想外によかったです。#대둔산 #テドゥンサン pic.twitter.com/c0Qbc8RAAr
— koreanlife@韓国生活疲れ気味 (@koreanlife007) May 3, 2020
きれいな景色を見ながらのんびりしてたら、ロープーウェイでは途中までしか行けないんですね。
それを知らずにがっかり…
ここでいいと言ったのですが、夫は頂上まで行こうと言い出すのです。
頂上を目指すことに…
仕方なく、頂上を目指すことになるのですが、山道ではなく階段なのです。
しかも手すりを持たないと、登れないくらい急な階段。
この階段が10分くらい続きます。
つり橋を渡り・・・
下が見えるので怖かったです。
しかもかなり揺れました。
目を疑うような階段
この階段を見た時、え~~~~と目を疑いました。
こんな吊り下げられているだけの急な階段を登っていかなければならないのです!
あきらめようとしていたその時、小学生くらいの子供やもっと小さいちびっ子が登っていくではありませんか!
こんな小さい子でも登れるのに…と夫から言われ、しぶしぶ登ることに。
後から知ったことですが、この山はこの階段があるおかげで人気スポットとなっているそうです。
それにしても、ヘルメットかぶらなくて大丈夫か?というレベルの階段でした。
そしてこの階段の怖いところは、風が吹くと揺れるのです。
前にいたおばさんが、悲鳴をあげるので余計に怖くなりました。
足が震えました。
半分くらい登って、途中で死ぬかと思いました。
これは遊園地のジェットコースターより怖かったです。
この階段を登りきり、更に300メートルほど超急な石階段を登れば頂上に着くのですが、私はすでにこの怖い階段に足がすくんでしまい、これ以上は行けませんでした。
仕方なく下山することに。
またロープーウェイで降りてきました。
山菜を食す
昼食はコウタケ(능이버섯)というキノコのヘジャンクッ(해장국)を食べました。
天然のコウタケは貴重でとても高いそうです。
・・・これは天然ではないようでした。
以上、韓国の大芚山(テドゥンサン)という山をご紹介しました。
私は2度と行きたくない山ですが、スリルを味わいたい人にはお薦めの山です。
高所恐怖症の人はご注意を。