【韓国で働く】アラフォー外国人、就職が大変な話

日本でも年齢につれて働き口の選択肢が狭まるのに、ましてや外国人!ましてや女性!ましてや年を取ると!働き口はますますなくなってきます。
今回は韓国在住の若くない(アラフォー以上!)の日本人の職探しがどれだけ大変かという話をしたいと思います。
結論は「職探しは若いうちにした方がいい!」です。
若い方で出産後に働きたいと思っている人は早め早めの準備をなさって下さい。
子育てを終えてからの就職は大変すぎる
知り合いの日本人のケースです。
独身時代は日本で大企業に勤めていました。
子育てを終え、韓国で初めて就職しようとしましたが就職口がありませんでした。(泣)
たぶん大企業に勤めていたくらいなので優秀な人なんでしょう。
でもここは外国…。
ブランクが10年以上でアラフォー、韓国語は話せるものの、電話受けできるほどのビジネスレベルではない場合、難しいです。
そして韓国で通じる資格も特にない。運転免許証くらい。
日本語が活かせる事務職を探していたようですが、そのジャンルはアラフォーだと更に難しいです。
なぜなら日本語が上手で若くて優秀な韓国人がたくさんいるからです。
おばさんと若い子と比べたら若い子がいいですよね…。
配偶者ビザでビザは問題ありませんが、働くところがありません。
ほとんどはフリーの日本語教師
私が知っている限り、韓国在住アラフォー以上の日本人で正社員で働く人は少ないです。
働いている人の多くは個人で日本語を教えています。
個人で教える日本語は、家庭教師のように家に行ったり、学校の放課後授業で教えたり、会社で教えたり、いろいろな所で日本語を教えるのです。
私も子供が小さい頃はフリーの日本語教師でしたが、これは人脈が必要で、収入が不安定です。
日本語以外の仕事
40歳以上になると、悲しいことに求人は更に減ります。
そして、人前で日本語を教えるのが苦手な人は以下のような仕事に就いています。
・工場
・食堂
・清掃
・ベビーシッター
・韓国で資格をとって働く(美容・福祉・調理系)
工場は外国人もいて、バスで送迎もあり、安定した収入を得ることができるようです。
韓国で資格をとって働くというのは以前もブログで説明したことがありますが、結婚移民者の就職支援制度を利用したものです。
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スピード勝負
工場や食堂で働いたことのある人が言うには、韓国はスピード勝負だというのです。
工場では韓国のおばちゃんの作業スピードについていけず、
食堂では韓国のおばちゃんのキンパプを巻くスピードや食器洗いのスピードについていけないというのです。(笑)
何でも速い韓国ですから、慣れるまでアラフォーには相当大変だとか。
工場と食堂では相当なスピードが要求されるようです。
早め早めの対策を
子育てが一段落ついてから働こうと思っても、なかなか働き口がないのが現実です。
子供が小さいうちに資格を取ったり、韓国語の勉強をしたり、準備しておくことをお勧めします。