韓国で風邪を引いたら?速攻治す方法

韓国で風邪を引いたらどうするか?
結論としては人によって様々です。
でもやっぱり韓国!せっかちな人が多い韓国ならではの方法があります。
今回は風邪を引いたらどうするか、まとめてみました。
薬局で薬のダブル飲み
韓国で風邪を治す方法として最もよくされるのが、市販の薬と韓薬ドリンクとの組み合わせです。
・市販の風邪薬
・サンファタン:쌍화탕(雙和湯)
これはもう効果抜群です。
特にサンファタンというドリンクは温かいのがおすすめです。
韓国では病院も西洋医学の病院(いわゆる現代医学の病院)と韓薬の韓医院と2種類あり、そのどちらもよく利用されます。
なので、薬も現代医学の市販薬と韓薬のドリンクの2種類を組み合わせることで、より効果が得るというわけです。
この2つをダブル飲みし、暖かくして寝るとだいたい治ります。
特に韓国の市販薬は強めなので、よく効きます。(体には悪いですが・・・)
もっと早く治したいなら注射
もっとせっかちさんは病院へ注射を打ちに行きます。
これは本当に速攻元気になります。
私も会社員時代、午前中もうヤバいと思い、昼休みを利用して病院に行ったことがあります。
どうしても早く風邪を治さなければならない人が利用する技です。
病院でも医師が、
감기 입니다. 주사 맞고 가세요.(風邪です。注射打って行きなさい。)
빨리 회복하도록 주사 맞으시겠어요? (早く治すために注射打ちますか。)
などど、注射を勧めます。
韓国人はせっかちな人が多いので、たいていは注射を打ちます。
注射は注射室(別室)で看護師さんがお尻に打ちます。(正確には腰とお尻の間あたり)
体にはどうなんでしょう…でも速攻治ります。
自然派志向の人もけっこういる
韓国人がせっかちだからと言って、みんながこんな風に速攻治す手段を選ぶわけではありません。
注射や薬は体にあまり良くないということで、自然に治す人もいます。
自然派志向の人は奥様が多いように思います。
自然派志向の奥様方は家で風邪予防の飲み物を作っています。
韓国で風邪予防の代表的な飲み物として、
・梨+はちみつ
・キキョウの根+はちみつ
・かりん+はちみつ
・なつめ+はちみつ
などがあります。
どれも鍋でぐつぐつ煮て作ります。
特に小さい子供がいる家庭や、受験生がいる家庭ではお母さんが子供のためにこういった飲み物を作り、常備している家が多いです。
감기(カムギ)と몸살(モムサル)ってどう違うの?
風邪でしんどそうにしている人に「風邪引いたの?」と聞くと、
「風邪じゃないよ、モムサルだよ」と言われることがよくあります。
감기(カムギ)と몸살(モムサル)はどうちがうのでしょうか。
・감기(カムギ):風邪
・몸살(モムサル):疲れによって体が弱ること
これが一般的な解釈ですが、
風邪ってのは免疫力が低下するから風邪を引くのであって、감기(カムギ)と몸살(モムサル)は似ているような気もします。
でも韓国人は違うといいます。
例えば働きすぎで翌日起きられないくらいしんどかったら、それは韓国では몸살(モムサル)。
更にそれで喉が痛くなったり、風邪をこじらしたら、감기몸살(カムギモムサル)となります。
でもほとんどが、無理をして風邪を引くのではないですか?
なので普通の감기(カムギ)より、감기몸살(カムギモムサル)の人が多いかと思います。
無理をせずに急に風邪が感染ったのが감기(カムギ)ということになりますが、そういうことはあまりないと思います…。
冬はとても寒くなる韓国。
まずは風邪を引かないように、しっかり予防に努めたいものです。
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