インソウルを目指す韓国の高校生たち

インソウルを目指す韓国の高校生たち

韓国は大学の推薦願書受付の真っ最中です。

受験生を持つお母さんたちと会うと、専ら受験の話…

その中で、「うちの子はインソウル難しそうだわ…」と話していたお母さんがいました。

そう、インソウル・・・inソウル

inソウルは地方に住む受験生にとって、高いハードルなんです。

 

inソウルの壁

inソウルとはソウルにある4年制大学に受かることです。専門大学は含まれません)

ソウルにある大学はどの大学も人気があるので、入るのがとても難しくなっています。

もちろんSKY(ソウル大、高麗大、延世大)は更に難しいです。

地方の学生たちは学校で1位~3位くらいの子しかインソウルできないそうです。

首都圏との格差がすごいんです。

でもみんなソウルで楽しい大学ライフを送りたいんですね~。

ソウルに住んでいる子でも、成績が悪くてソウルの大学に入れず、地方大学に行くこともしばしば。

地方大学の全てがレベルが低いと言えば、そうでもなく、国立大はやっぱり難しいです。

でも多くの受験生の目標はinソウルなんですね。

 

願書提出、完了はカカオトークで

時代は変わりましたね…

韓国では願書を提出、完了すると、カカオトークで送られてきます。

高3、受験生の苦労

受験生は受験日まであと何日というのを「D-○○」というふうに、

100日前なら、D-100と表現します。

受験生はみんなこんなふうにカウントダウンしてるんですね。

韓国は夜間自由学習と言って、学校に遅くまで残って勉強します。夜10時くらいまで!

多くがタイマーを持って勉強するんですね。

しかも、受験生たちが愛用しているタイマーは日本製です。

学歴社会の韓国。

そんな韓国の高校を入試塾だと言う人もいます。

まわりの高校生たちを見ていても、「高校生活=勉強」でかわいそうに思ったりします。

うちの子もあと数年後にはこうなるのでしょうか。