【韓国裏話】軍隊に行けない子がまわりにチラホラいる話

韓国では満18歳以上になると、軍隊に行くことになります。
最近の流行りは、「早く行ってしまえ!」です。
大学を入学して、1年生の1学期が終わるとだいたいの男子は行くようです。
私の周りの子達もそんな感じです。
そんな中、軍隊に行けないという話もチラホラ耳にします。
軍隊に行けない理由
精神的に問題がある
日本語を教えていたH君はパニック障害で、精神剤を服用しているため、軍隊に行けません。
精神的に問題がある子はすごく増えていて、そうでなくても軍隊では自殺者が多いので、行けなくなっています。
背が低い
知り合いの子に160cmに満たない子がいて、その子はどうやら軍隊に行けなかったそうです。
行けない場合は、軍隊の代わりに働く場所があり、そこに申請して軍隊の代わりに働かなければなりません。
ふとりすぎ
かつて日本語を教えていた人も体重が100kg以上あり、軍隊に行けなかったそうです。
走ったり、過酷な訓練は太っているとやっぱり難しいですよね。
やせすぎ
ある方の息子さんは身長175cmに体重50kgということで、軍隊には行けなかったそうです。
もっと食べさせてあげたら…と思うのですが。
視力が悪すぎる
どこまで悪いかはちょっとわかりませんが、生まれつき視力が悪すぎて、
メガネとかコンタクトでは代用できないとかで免除された人がいます。
見えないと、やっぱり大変ですよね。
どうしても軍隊に行きたくなかった芸能人
過去にどうしても軍隊に行きたくなくて、歯を抜いた芸能人がいます。
韓国では大事件となりました。
どうして軍隊に行きたくなくて歯を抜いたのか?
それは銃を撃てないからです。
銃を撃つとき、その衝撃から奥歯をギュッと噛まなければなりません。
でもこの芸能人は軍隊前に12本歯を抜いたというのです!(キャー)
12本も抜くと、軍隊に行けなくなります。
話題が話題を呼び、ついには警察の捜査が入りました。
結局、軍隊前に抜いた12本のうち、4本は抜かなくてもいい歯を抜いたということでした。
どんだけ軍隊に行きたくなかったのか…。
兵役免除ブローカー
ブローカーというと、北朝鮮から脱北する人を手伝う脱北ブローカーが韓国では有名ですが、
兵役を免除するために、高額なお金をもらって手伝うブローカーがいるようです。
先ほど話した、歯を抜いた芸能人も兵役免除ブローカーにお金を渡していたとのこと。
高額なお金を払ってまで軍隊に行きたくない人がいるんですね。
ちなみにブローカーがよくする技は肩脱臼やヘルニアだそうです。
病院とグルになって偽診断書を作ったりするのでしょうか…。
兵役免除となると…
兵役免除となると、ほとんどが指定された工場などで働くことになります。
そこで働くことによって、軍隊に行ったことになります。
兵役免除で住民センターで働く人もいますが、住民センターは人気で競争率が高く、簡単には行けないようですね。
以上、軍隊に行けない子がまわりにチラホラいる話でした!