「밥 한번 먹자(ご飯一度食べよう)」はどういう意味?

韓国で「비정상회담(非正常会談)」という番組がありました。
2017年に終わって、シーズン2が今年始まるようですね。
この番組は韓国に住む外国人がいろいろな話題について討論するという番組です。
私はあまり見ていなかったのですが、そこそこ人気のある番組でした。
最近ネットを見ていたら、この番組の「韓国のよくあるうそ」というテーマを取り上げていたので、紹介したいと思います。
밥 한번 먹자(ご飯一度食べよう)はどういう意味?
仲良くなったりして、別れ際によく言う言葉が、
“밥 한법 먹자~.” (ごはん一度食べよう。)
“술 한번 하자~.”(お酒一度飲もう。)
と言ったりします。
これはただのあいさつですね。
いつか行けたらいいね♡くらいで考えるのがいいと思います。
でも実際にお互いのスケジュールが合ったら、本当にご飯を食べに行くこともあります。
めったにないことですが…。
私もこんなふうに、会うたびにいつも”담에 밥 한번 먹어요~” (次ご飯一度食べようね。)と別れる人が何人いることか。
実際、本当にご飯に行った人はごくわずかです。
断るときに使う表現
何かの誘いを受けた時、それほど乗り気ではなく、かと言って直接断るのも悪いかなあ~と思ったら、こう使います。
“생각해볼게요.”(考えてみます。)
“노력해볼게요.”(努力してみます。)
これを知らない時は、そのまま”못가요.”(行けません)と伝えてましたね。
かなりストレートです。
ストレートでもわかりやすくていいんですが、柔らかく断るにはこちらがいいですね。
私もこれを断り文句だと知ってから、よく使うようになりました。
親しい人ならそのまま”못가요”でいいんですが、あまり親しくない人に当たり障りなく断るにはこれがいいですね。
他にもある本当の意味と違う表現
“밥 먹었어요?” (ご飯食べましたか。)
これはあいさつってことで有名ですよね。
“어디 가요?”(どこ行きますか。)
これもあいさつってことを知らなくて、その昔となりのおばあさんによく声をかけられていました。
私はいちいちプライベートを聞く人だな…と思いつつも、「銀行に行ってきます。」とか「マートに行ってきます。」と
なんとまあ正直に答えていました…。
あの頃は韓国語があまりわからなかったので、素直でした…。
“거의 다 왔어요”(ほぼ到着しました。)
“거의 다 됐어요”(ほぼできました。)
この거의 다~はなかなかのアバウト表現なので、注意が必要です。
日本語教師時代、この表現の討論で1時間盛り上がりました。
そのくらい、そのアバウト加減は人によって違うので注意しましょう。
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