まるで韓国ドラマ!韓国の嫁姑事情とうまくやるコツ

まるで韓国ドラマ!韓国の嫁姑事情とうまくやるコツ

日本人の友だちからよく聞かれる質問の一つに、

「実際、韓国のお姑さんってどうなの?」

「韓国ドラマのような感じなの?」

とよく聞かれます。

そうですよね~。そこ、気になりますよね~。

私もぶっちゃけ吐きたいです。

ということで、今回は韓国の嫁姑事情とうまくやるコツについてです。

韓国の嫁姑事情について語る前に、まずは私の嫁姑歴史をご紹介しておきます。

※姑は韓国語でシオモニです。

 

我が家の嫁姑歴史

結婚前は「実の娘のように可愛がってあげるわ。」と言われ、何といい人だ!とシオモニを慕っていた私。

親子のようだと周りからも言われ、一緒に買物に行ったり、何の問題もなく過ごしていました。

だんだん化けの皮がはがれてきたのは、子供を出産後

当時、夫の実家はリフォームしたばかりだったので、ご両親と同居していました。

同居の理由は私が外国人で、慣れないだろうから一緒に住んだら?という感じで、

ちょうど家も新しくリフォームしたということもあり、あれよあれよという間に同居することになりました。

同居することが、どれほど大変か全然わかってもいなかったし、あのシオモニとなら上手くやれると思っていたのです。

 

でも子供のこととなると、譲りたくない私と、韓国ではこうすると教えるシオモニとで、ぶつかることが多くなりました。

ぶつかることは夫との仲も悪くし、嫁姑関係はエスカレートして決別→別居→現在へと至ります。

エスカレートした時は、まさに韓国ドラマそのものでした!

私が韓国ドラマが嫌いな理由もそこにあります。…未だに見たくありません。

今ではシオモニとは昔ほど仲悪くはありませんが、お互い化けの皮が剥がれた状態を知っており、当たり障りなく接しております。

なので、これから書くことはあまりいい嫁として行ってきたことではない、ということを念頭に置いて読んでいただければと思います。

決別後、10年くらいは円満に当たり障りなく過ごせておりますので、コツをつかんで、上手く嫁姑関係を築きましょう。(汗)

 

 

上手くやるコツ①:プレゼントはこまめに現金で

誕生日、お正月(ソルラル)、秋夕(チュソク)、父母の日(オボイナル)、この行事の日には現金をプレゼントします。

額は家庭によりますが、少なくてもあげないよりかは、あげるのがいいに決まっています。

日本人は「現金じゃ失礼だから、プレゼントで」という考えをしますが、韓国ではプレゼントより現金です。

商品券より現金です。

誕生日と父母の日(オボイナル)は現金+家族の食事会です。

家ではなく、外へ食べに行って、そこでさり気なく現金をプレゼントする。これが一番喜ばれます。

お正月(ソルラル)と秋夕(チュソク)は現金+詰め合わせなどのプレゼントです。

韓国の嫁たちは、みんなこのポイントを押さえています。

逆に言えば、このポイントさえ押さえていれば、あとは適当でもなんとかなります。

 

 

上手くやるコツ②:イベント日に顔を見せる

また、会うのも最低、誕生日、お正月(ソルラル)、秋夕(チュソク)、父母の日(オボイナル)だけでも大丈夫です。

家が近所とかは別ですが、このポイントの日さえ訪問すれば、なんとかなります。

お子さんがいるなら、お子さんは必ず顔を見せるようにし、家族揃って訪問します。

また、キムチを作る家でシオモニからキムチをもらうなら、キムチ作りの日は必ず行くべきです。

このように大きなイベントの日には必ず参加し、家族の元気な顔をみせることが重要です。

これもポイントの日さえ押さえていれば、あとはなんとかなります。

 

 

上手くやるコツ③:言われたことは逆らわない

違う意見であっても、姑に意見すること自体があり得ないそうです。

…これ、シオモニから直接何度も言われました。何度も説教くらいました。

韓国の嫁はシオモニの言うことを聞くもの」なんだそうです。

日本ではこうするんですとか、私はこう思いますと、どんなに思っても、ぐっとこらえるのです。

私のように逆らって、「私はこう思います!」と歯向かうことは、嫁姑関係を余計悪くしますし、その分余計なエネルギーを消耗するのでやめときましょう。

ここは大人になって、冷静にああそうですかとスルーすることが、賢い対応です。

 

 

上手くやるコツ④:気がついたらやるのがいい

うちの長男の嫁は嫁姑関係をとても上手くやります。

テレビショッピングで買い物をし、シオモニのことを思い出したからと、その半分を輸送で送りプレゼントします。

ちょっと気になったからと安否の電話をかけます。

私はこういうのが出来ない…。

シオモニのことがちょっと気になったり、思い出したらすぐ行動に移すのです。

特に電話は昔は毎日かけるものだと言われていましたが、世代も変わり、

毎日はかけなくてもいいかと思いますが、ふと思い出したらかける方がいいですね。

無理に何かをするのではなく、ふと思いついたら行動に移すことを習慣化しましょう。

 

長々と書きましたが、コツとポイントをつかんでさえいれば、シオモニのことでストレスになることはないと思います。

シオモニはいい意味でも悪い意味でも小学生のような心を持っていますので、その取り扱いに充分注意すれば、なんとかなるものです。