【韓国の会社で働く】ストレスだった3つのこと

韓国の会社で働いていた頃、最初は新鮮でしたが、いろいろなことがストレスになりました。
今回は韓国の会社でストレスだったことについてまとめてみました。
今後、韓国で働く方のために、何らかのご参考になれば幸いです。
1.お昼ご飯はチームごと、部署ごとに食べに行く
「同じ釜の飯をつつくことで、信頼関係が築ける」という昔からの教えなのか…
韓国ではチームごと、部署ごとにお昼ご飯を食べに行きます。
みんなで一緒にご飯を食べに行き、みんなで一緒に帰って来る
お昼の時間になると、みんなで一緒にご飯を食べに行き、みんなで一緒に帰って来ます。
せっかく息抜きできるお昼ご飯も上司も交えての食事となり、私は全然息抜きできませんでした。
私はこれが韓国の会社での大きなストレスでした。
コップにお水を注いだり、スプーンとお箸を並べるのが、部下の役目
上司もいるので、部下たちが、お箸、スプーン、水などを準備します。
上司でも気の利いた人なら、やってくれることはありますが、基本セッティングは部下がやります。
一つの鍋をつつく、一つのおかずをみんなで食べる
私がここで更にストレスを受けたのが、韓国の食事スタイルです。
会社員はだいたい大衆食堂的なお店に行き、「ベッパン(백반)」を注文します。
ベッパン(백반)とはいわゆる日替わり定食のことです。
ご飯とお汁だけ一人ずつあり、おかずはみんなで取り分け式です。
おかずは直箸で取ります。
お汁じゃなくてチゲの時もみんなで取り分け式です。
さすがにチゲは直箸、直スプーンではなく、おたまで取り分けますが、
たまに気が利かないお店とか、店員さんが忙しかったりすると、おたまが付いてこないことがあります。
そういう時、私は必ず「국자랑 앞접시 주세요~(おたまと取り分け皿ください~)」と叫んでました(笑)
家族や仲のいい友達なら、同じおかずや鍋をつついても大丈夫ですが、
会社の人たちとはかなり抵抗がありました。
更には嫌な上司と一緒なら、同じおかずをつつきたいと思いますか?
嫌な上司と直箸…(泣)
これが私のストレスの大きな原因でした。
食べるスピードが速い
韓国の男性は軍隊に行って来たため、食べるのはとても速いです。
軍隊では速く食べるように訓練されるのだそうです。
というか、女子も速いです。
基本的に昔の韓国は「食事中話さない」という教えがありました。
なので、年配の方は特に黙々と速く食べる人が多いように思います。
食べるのが遅いと、みんなから待ってもらうことになり、これもストレスとなりました。
一人で食べる、と言うと心配される
お昼ご飯の時間、ちょっと一人になりたい…と思う時もあります。
「今日はコンビニで済ませます。」と告げると、みんな
「え?何で?どこか体調でも悪いの⁉」とすごく心配します。
私はただ一人になりたいだけなのに、すごく体調が悪い人となってしまうのです。
2.プライベートは筒抜け
このように、仕事中もお昼休みもず~っと一緒にいるメンバーですから、
プライベートは筒抜けになります。
家族構成や、どこのマンションに住んでるか、ありとあらゆることを知ることになります。
特に韓国はほとんどがマンションなので、マンション名を言うとだいたいの広さや、値段がわかります。
家はどこに住んでいるか、どれくらいの広さか、などを平気で聞いてきます。
3.韓国人並みの実務力を求められる
私は翻訳や通訳、日本の市場調査とか、日本人として採用されたわけではなかったので、特にそうかもしれませんが、
会社は日本人であっても韓国人並みの実務力を求めてきます。
日本人だからといっても、仕事ですから誤字脱字の多い報告書は好ましくありません。
これは翻訳や通訳で入社した人も、それ以外の時間は普通の事務作業となると聞いています。
電話受け
一人で留守番している時に限って、電話が掛かってきたりします。
お年寄りの話し方は特に聞き取りにくかったりします。
文書作成
これも日本人だからといって、ミスは許されません。
何度も誤字をチェックしてました。
以上、【韓国の会社で働く】ストレスを受けた3つのことをご紹介しました。