2019年韓国の干支は豚、黄金の豚年とは⁉

韓国では干支(えと)がとても重要です。
韓国語で干支は“띠” ティーといいます。
年齢を直接聞きにくい時は、
“무슨 띠세요?” 「干支は何ですか?」
と聞いたりします。
同じ干支だと、「わ~一緒ね♡」となったりします。
ちなみにひと回り歳がちがうけど(12歳差)、同じ干支の人を“띠동갑” ティドンカプと言います。
これもまた何故か親近感を持たれたりします。
今日、SNSを見ていてちょっと面白い内容がありました。
それは俳優イピルモさんの奥さんがおめでたのニュース。
http://www.wowkorea.jp
イ・ピルモの所属事務所kstarエンターテインメントの関係者は20日「ソ・スヨンさんが現在妊娠中」と明かし、「イ・ピルモが具体的な出産時期を明かしていないが、2世は黄金の豚年になるだろうと言っていた」と述べた。
ん?黄金の豚年って今年だったけ??
ということで、ぐぐってみました!
2019年は黄金の豚年!
韓国ではいのしし年と言わずに、「豚年」と言います。
2019年はただの豚年ではなく、黄金の豚年だそうです。
黄金の豚年とは60年に1回やってくる、福を運ぶ年となります。
韓国では福=お金がたくさんやってくる!という感じです。
韓国では四柱推命を信じる人が多く、こういったものは四柱推命から来ています。
2007年にも黄金の豚年だった
でも、ちょっと待って。
確か、数年前にも黄金の豚年と言って、騒いだ年がありました!
それは2007年です。
私のまわりにも黄金の豚年だからと言って、子供を産んだ人がいました。
なので、2007年韓国はちょっとしたベビーブームが起きました。
でもどうして60年に1回なのに、2019年も黄金の豚年なのでしょうか?
答えは簡単!2007年が間違っていたからです。
え~~~。
間違っていたというより、正確には赤い豚年だったとのこと。
赤い→火の気運がある→黄金の豚年と間違って報道されたようです。
デマの発端は、少子化で経営難の産婦人科病院、マタニティー関連の会社などだったようです。
何とも韓国らしいですね…。
でも、あのベビーブームは何だったのでしょうか…。そして、その時産まれた子は…。
2019年も出産ラッシュの可能性
今年は黄金の豚年なので、韓国では昨年より多く子供が生まれるかもしれません。
こんな少子化の時代に、嬉しい話じゃありませんか!
ベビーブームが起こって、全ての子供が福を受けられたらいいのですが、
ベビーブームによってデメリットもあります。
それは、大学受験、就職試験などで、競争率が高くなるため不利になるということです。
まあ、多くなっても実力がある子は受かるときには受かりますし、そうでない子は落ちますからね。
気にしなくてもいいです。
また何年か後に2019年は黄金の豚年じゃなかった!なんてことになるかもしれません。
ってか、たぶん60年まで待てず、また数年後にも黄金の豚年が来るはずです。
いずれにしろ、あまりこういったことに左右されないことが重要です。