【韓国在住ママ必見】多文化家庭のサービスをフル活用しよう!

夫婦どちらか一方が外国人の家庭を韓国では多文化家庭(다문화가정)と言います。
多文化家庭は年々増えつつあり、学校に1~2人はいます。
また田舎に行くとかなり多いようです。
田舎では全校生徒の半分が多文化家庭の子という学校もあるくらいだそうです。
今回は多文化家庭のサービスを利用した私の体験をご紹介します。
地域の多文化センターを利用しよう
上の写真は結婚移民者・多文化家庭対象の「タヌリ」というホームページです。
https://www.liveinkorea.kr/portal/KOR/main/main.do
全国各地に多文化センターがありますが、ここを大いに利用することをお勧めします。
無料で韓国語教室、料理教室など、まだ韓国に来て間もない方向きの施設です。
多文化センターには情報を流してくれる連絡係?みたいな人がいます。
連絡先が登録されていれば、自動的に来るかもしれませんが、この情報係の人から情報が来るようにしておきましょう。
なぜならほとんどのプログラムは先着順だからです。
特に旅行などのプログラムはすぐ希望者でいっぱいになります。
私も子供が小さい頃は多文化センターのバス旅行をたくさん利用しました。
企業が主催していたり、他文化センター独自のものではないのもありますが、無料で全国各地を旅行できるなんて儲けものですよね。
なので、特に来て間もない頃、お子さんが小さい頃はこういった施設を利用して、無料で楽しむことをお薦めします。
小学生はメントリング制度を利用しよう
小学生になると学習塾に行かせる親も多いですが、そんな必要はありません。
うちの場合は、無料で大学生メントリング制度を大いに利用しました。
大学生メントリング制度とは、多文化家庭と脱北家庭が対象で、大学生が勉強を見てくれるというものです。
大学生は誰でも出来るわけではなく、大学で申請し、くじ引き?(笑)で選ばれた大学生が1対1で教えてくれます。
教える大学生もお金がもらえるアルバイトで、他のバイトより時給がいいので、人気だそうです。
「うちの小学校では募集していなかった」という声を聞きますが、それはその小学校の多文化家庭担当の先生がやる気のないだけです。
毎年、春に募集者を募りますので、連絡がない場合は、自分から多文化家庭担当の先生に連絡しましょう。
メントリングを受ける子も抽選だそうですが、落ちたことはありませんでした。
毎年同じ先生(大学生)がいいのですが、それは出来ず、毎年新しい先生(大学生)でそれもまた新鮮でした。
うちの場合は、教育大学の学生になることが多かったのですが、教育大学の学生は教え方がとても上手でした。
勉強場所は家、学校、カフェとたまには遊びに行ったりして、自由です。
小学生から中学生まで利用可能です。
韓国は小学生から中間期末テストがあるので、高学年になるとメントリングの先生の影響がかなり心強かったです。
もちろん勉強を教えてもらうことは大前提なんですが、現役の大学生に勉強の仕方のコツや学生生活の体験談も教えてもらったりして、
外国人の私には絶対教えられないような、内容の濃いものだったように思います。
小学校の間はこのメントリング制度をフル活用しました。
小学校の多文化担当の先生、福祉の先生を把握しよう
小学校には多文化担当の先生と、児童福祉の先生がいます。
いろいろな情報はこの先生たちから発信されるので、この先生が誰かを把握して、より早く情報を得ることをお薦めします。
例えば、多文化奨学金制度、先ほど書いたメントリング制度、多文化のキャンプ、旅行など、多くの無料サービスがあります。
また多くは先着順なので(韓国はパリパリ文化ですから…)、早く情報を得て早く申請することが必要です。
せっかく多文化のいろいろなサービスがあるのに、使わなかったらもったいないです!
賢く使って、教育費を節約しましょう!