韓国のバラエティが面白い理由

以前、日本語を教えていた学生が「日本のコントは面白いけど、漫才は何が面白いのかわからない。」と言っていました。
日本の留学経験もあり、流暢な日本語を話す子でしたが、そんな子ですら漫才という日本独特のお笑い文化を理解するには難しいのかと感じたことがありました。
笑いは国によって違うのかと、韓国で代表的なコント番組「ケグコンサート」を見ながら、笑えない自分がいました。
それが10年以上住むうちに、徐々に韓国語も理解できるようになったのもありますが、韓国のお笑いが自然と笑えるようになりました。
そして今や、韓国のバラエティ番組って面白いなあと思うようになりました。
韓国のバラエティは編集がすごい!
特にMBCという放送局のバラエティは編集がすごいです。
例えて言うならば、「私は一人で暮らす」でギアン84がヘアメイクしてもらう時、髪にふけがいっぱいあったんです。
そのふけ頭をきれいにヘアメイクするという表現を、
「軍隊が除雪作業する」というイメージ写真を入れて表現しています。
https://www.ytn.co.kr/_sn/1406_201901042351022799
こういう大胆なイメージ画像を入れての編集がすごいなあと思います。
イメージ画像を入れるだけでなく、イラストを入れたり、編集がすごく面白くされています。
余談ですが、日本のフリーイラスト素材で有名な「いらすとや」のイラストが韓国のバラエティ番組で出てきたことがあります。
さすが「いらすとや」です。
編集なしでは面白くない番組も
「ラジオスター」という番組は長年やっているトーク番組ですが、人気のないゲストだとあまり面白くありません。
ゲストがそこそこ人気のある人だと面白いですが…。
この番組はもはやイラストのオンパレードです。
これでもか!というイラストをものすごく入れての編集です。
もはやこのレベルにいくと、トークではなく、編集で視聴率を保っているような感じです。
https://news.imaeil.com/Entertainments/2019030100135337786
日本とはまた違った韓国のバラエティー番組。
私は韓国、日本、どちらも好きです。