韓国でお弁当文化は発達していない。

韓国でお弁当文化は発達していない。

韓国の5月1日はメーデーということで、うちの子の中学校は給食が出ません!!

「各自で食べるものを買うなり、何なりして持って来い!」というプリントをもらって来ました。

そこで今回は「韓国のお弁当」について書いてみました。

 

 

幼稚園・小学校のお弁当はほとんどがキンパプ

幼稚園・小学校時のお弁当は90%以上が「キンパプ」です。

中には「ユブチョパプ」と言われる、いわゆる「韓国風いなり寿司」もちらほらいます。

キンパプをより子供用に細く巻いた「コマキンパプ」を持たせる親もいます。(これ作るの大変です)

幼稚園によっては園で一括購入してキンパプを買うところもあります。

お金を出せばいいだけなので、楽ですね。

そして、共働き家庭でよくあるのが、作らず「キンパプを買ってくる人」。これかなりいます。

キンパプのお店はだいたいアパートの近くにあるので、朝早くから買ってくるんです。

中には有名キンパプ店にわざわざ予約して買う人もいます。

 

 

中学生以上でお弁当はほとんど作らない

中学生以上になると、手作り弁当がはずかしくなるのか、コンビニなどで買う子が半分だそうです。

パン屋でサンドイッチとか。遠足では現地で食べたり…親はお金を渡すだけになります。

 

 

会社でお弁当はほとんどいない

私が知る限り、会社にお弁当を持って行く人はほとんどいないです。

お弁当を持って行く場合は、会社の周りによっぽど飲食店がないか、ダイエットなどの食事制限をしているか、お金がないかのどれかです。

ほとんどはたとえ給料が安い会社でも外に食べに行くか、時間がなければ出前をとります。

最近はコンビニでお弁当も売っていて、若い世代は食べますが、コンビニ弁当=まずいの固定観念があり、あまり食べません。

コンビニ弁当よりかは「ハンソッ(한솥)」などの弁当屋のお弁当が断然おいしいです。(チェーン店です)

私も一時期会社の経営悪化でお昼代が支給されなくなり、お弁当時期がありましたが、韓国人の大人のお弁当ってだいたいキムチ系のものが入ってるんです。

どうしても匂いがぷーんとするんですよね。匂いがするのも会社でお弁当が流行らない理由の一つかもしれません。

外食代が安いからお弁当が流行らない、と思われがちですが、最近の韓国は外食代もそれほど安くはないんです。

やっぱり韓国はもともとお弁当を作る文化がなく、外食する文化だったからお弁当が流行らないんだと思います。

でも作る側としては楽ですよね!

以上、韓国のお弁当事情でした!