韓国で運転してみる

韓国で運転してみる

速度は速いし、交通マナーは悪いし、交通事故も多いし、道でけんかしている人も多いのに、韓国で運転しています。

日本の友人に話すと、観光で韓国のタクシーに乗った経験から誰もが、

「危ないんじゃない??」と言います。

確かに危ないです。命がけです。(笑)

でも、韓国は車だけが危ないわけではありません。

横断歩道は青信号だからといって、渡ってはいけません。

信号が青でも車が突っ込んで来る場合がよくあります。

バスもスピードの出しすぎで事故がよくあります。

以前、バスに乗っていて事故を経験しました。

バスの運転手やタクシーはお客さんを乗せていても信号無視をします。

歩いてたっていつ車が突っ込んでくるかわからないですから、結局、何でも危ないのです。

 

(どうでもいいけど)韓国で運転するようになったいきさつ

もともと出産後、子供の予防接種とか病院とか買い物とか、車がないと不便なので運転するようになりました。

日本の免許を持っていたので、簡単に韓国の免許がもらえました。

でもそれは10年以上前のことなので、今はよくわかりません。

運転免許書き換えについての詳しいことはこちら≫韓国で自動車等を運転するにあたって/在大韓民国日本国大使館

 

当時は日本の免許書を自分で翻訳して書類を作ったように思いますが…記憶が…

とにかく、簡単に免許をもらいました。

でも、日本では一度も運転したことのないペーパーだったので、免許をもらってから、韓国の教習所に行って練習しました。

教習所では特別にお願いして3日間だけ特訓させてもらいました。

教習所の駐車場で。(笑)

先生とマンツーマンで練習しましたが、10年以上前ですから当時外国人も少なく、めずしい外国人にとても親切に教えてもらいました。

あの先生元気かな…

 

 

韓国の交通事情

そうして今や運転歴は10年ほどになるのですが、まだ事故はありません。

韓国人も言いますが、韓国人はハンドルを握ると人格が変わります。

とても熱くなります。

それで、もともとの急ぐせっかちな性格と合わさって、すごいことになります。

朝の出勤時間はこれまたすごいです。

誰もが急いでいるので、譲らないわ、クラクション鳴らすわ、みんな熱くなっています。

実際に交通事故を何度も目撃したことがあります。

 

 

交通マナーが悪い

割り込み、強引な車線変更、ウインカーをつけない、車間距離がせまい。

韓国は車線が多いので、車線変更をすごくします。

朝の出勤時間は特に誰もが急いでいますから、速く進む車線にすぐ変更するわけです。

まるでレーサーのよう…。

そこでウインカーをつけずに車線変更する人も多く、怒ったドライバーがまた抜かしたり…そんなデットヒートが朝の出勤時間に起きています。

 

↓↓↓韓国の通勤事情についての記事はこちら。

まるでカーレース⁉韓国地方のリアルな通勤事情

 

速度が速い

私が通勤していた道は80キロが制限速度でしたが、みなさん普通に100は出してました。

100って高速道路ですよね。

所々カメラがあるのですが、そこではしっかり制限速度に落として通過します。

警察もあんまり張っていません。

基本的に韓国は警察が弱いです。

ノーヘルの人だって注意しません。

 

譲らない

運転したら「韓国は何でこんなに愛がないんだ!」と思うはずです。

絶対に譲らない、強気の運転です。

喧嘩じゃないんですからね…。

思わず教習所でなにを習ったの!?と聞きたくなります。

 

交通ルールあれこれ

右折

出典<www.hooc.heraldcorp.com>

右折は信号に関係なく、自動的に行けます。

これがまた初歩者には難しかったりします。

もたもたしていると後ろからクラクションを鳴らされます。

 

ピポホ(非保護)

出典 mbc

信号が青の時は左折できますよ、という表示。

でも赤の時も行く人が大多数…。

 

縦列駐車

韓国は店などに駐車場がほとんどありません。

ほとんどが近くの道に路上駐車します。

なので、韓国に来て何が上手になったかというと、縦列駐車が上手になりました!

私、縦列駐車はプロ級に上手です。

 

お昼時間はだいたい路駐可能

韓国はごはんが大事なので、お昼休みの時間帯は路駐しても取り締まりがありません。

 

ラウンドアバウト交差点

交通渋滞を減らすため、最近増えてきました!

でもみんな優先順位をほとんどわかっていません。

ここで事故もよく起きています。

注意しましょう。

 

交通法の改正

李明博(イミョンバク)大統領時代にもっと簡単に運転免許が取れるようにと、免許取得がとても簡単になりました。

そのせいか、事故も多くなり、交通ルールをわかってない若者が多いように思います。