【韓国在住ママ必見】韓国の幼稚園と保育所(オリニチプ)の違い

【韓国在住ママ必見】韓国の幼稚園と保育所(オリニチプ)の違い

韓国で幼稚園や保育所選びはどうしているのでしょうか。

今回は実際に私が経験したことを交えて、韓国の幼稚園と保育所を紹介したいと思います。

実はいろいろな種類があるので、その特徴をよく知り、よく選ぶことが大切です。

 

韓国の幼稚園と保育所(オリニチプ)の違い

韓国の幼稚園は유치원(ユチウォン)、保育所は어린이집(オリニチプ)といいます。

※以下、保育所はオリニチブと記します。

日本と同じで幼稚園とオリニチプはちょっと性格が違います。

オリニチプ / 어린이집

所属:保健福祉部

対象:0~7歳

目的:保育中心

教師:保育教師の資格が必要

授業日数:年中無休(日曜、祝日除外)

運営時間: 基本一日保育, 12時間, 夜間保育もある

・条件を満たせば生まれてすぐでも送ることができます。

・韓国はオリニチプが比較的簡単に経営できるのでしょうか。あちこちにオリニチプがあります。

・どちらかというと、少子化で児童の取り合いといった感じで、日本で問題となっている待機児童という心配はそれほどありません。

(人気のところは待機があります)

・共働き夫婦は遅くまでやっているオリニチプを選択する人が多いです。

 

幼稚園 / 유치원

所属:教育部

対象:5~7歳

目的:教育中心

教師:幼稚園教師の資格が必要

授業日数:年間180日以上

運営時間:半日クラス3~5時間, 一日クラス8時間以上, 時間延長あり

・教育熱心な親が幼稚園を選択します。

・国公立幼稚園は送迎はありませんが、私立幼稚園の送迎はあります。

・国公立幼稚園の費用は安いですが、私立幼稚園の費用は高いです。

 

うちの子は最初は年齢制限のため民間オリニチプに送りました。

その後、オリニチプの教育方針に疑問を抱き、引っ越ししたのをきっかけに国公立幼稚園に移しました。

どうして幼稚園に移ったかは、後ほど解説します。

 

オリニチプの種類

オリニチプといっても大きく分けて4種類のオリニチプがあります。

国公立オリニチプ / 국공립어린이집

・国や地方自治体が運営し、低所得層や農漁村地域の家庭を優先的に受け入れ運営するオリニチプ

・国からの支援も多く、施設もきれいで人気。

・最近の新しいアパートにはアパート団地内に国公立オリニチプが建つことが多い。

・費用はあまりかからない

・送迎バスなし

民間オリニチプ / 민간어린이집

・民間が経営するオリニチプ

・国公立オリニチプよりは手厚く見てもらえるらしい。

・費用は国公立オリニチプよりは高い

・送迎バスあり

職場オリニチプ / 직장어린이집

・働いている企業の職員が利用するオリニチプ

・大企業などに存在します

家庭オリニチプ / 가정어린이집

・人員20名以下で小規模で運営するオリニチプ

・アパート1階でよく見られます

・赤ちゃんを預ける場合が多いです

※家庭保育施設のみ、「○○가정어린이집」と表記しなければならず、他は「○○어린이집」と表記されます。

 

幼稚園の種類

幼稚園には国公立幼稚園と、私立幼稚園と大きく分けて2種類の幼稚園があります。

国公立幼稚園 / 국공립유치원

・国公立教育大学所属の幼稚園

・小学校内にある併設幼稚園 / 병설유치원

・国や地方自治体が運営し独立的に設置した単設幼稚園

私立幼稚園 / 사립유치원

・一般の私立幼稚園

・大学の幼児教育科で開設した大学付設の幼稚園

・宗教団体で設立した宗教財団の幼稚園

・近年人気の森幼稚園(숲유치원)は一般の私立幼稚園に含まれます。

・英語幼稚園(영어유치원)は幼稚園ではなく、学院の部類に入り、教える人が保育士の資格を持っていません。

・特に国公立幼稚園は費用もそれほどかからず、人気があります。

・私立幼稚園は高めです。

・人気のところは入園に抽選があり、簡単には入れません。

 

どうしてオリニチプから幼稚園に変えたのか

うちの子は最初はオリニチプでしたが、その後幼稚園に変えました。

その理由は2つあります。

保育専門でない講師が子供と関わる

オリニチプは本来保育を目的としていますが、保育だけでは韓国の親は黙っていません。

オリニチプの先生は勉強を教えはしませんが、その代わり外部講師が来ます。

子供のための英語の講師、数学、音楽、体育…全て外から講師が来て教えます。

子供専用の講師さんで楽しく教えてはくれますが、この講師さんたちが保育の免許を持っているかというと、保育の免許は持っていません。

そしてオリニチプの先生はそうした授業を乱さないよう注意し、ご飯を食べさせ、トイレを手伝う、これが大きな役割です。

ほとんどのオリニチプが外部授業に頼っていて、オリニチプの先生は補助的な役割なのです。

 

子供のための発表会か親のための発表会か

またオリニチプは年度末にお遊戯会(재롱잔치)を大々的にやります。

幼稚園もお遊戯会はありますが、オリニチプに比べて質素に行います。

このお遊戯会のために何ヶ月も前から必死に練習させます。

子供のためというより、親に見せるために必死に練習させます。

そのため、童謡などの子供向けの曲はやらず、セクシーダンスや大人が盛り上がれるような歌謡曲に合わせたダンスをさせます。

もちろん会場は盛り上がり、一緒に踊りだす人もいるほどですが、これは誰のための発表会かと思うのです。

子供の学習発表というよりかは、親に「これからも、うちのオリニチプをよろしくお願いします」といったビジネス的な宣伝のようにも見えます。

このようにオリニチプは経営のため、あの手この手で親を引きつける作戦をとっています。

これを良しととるかどうかは個人の判断ですが…。

 

オリニチプから幼稚園に変えた場合、制服があるオリニチプは無駄になる、かばんを新しく買わないといけない等、面倒なこともあります。

また兄弟がいる場合は、同じオリニチプに入れて便利な場合もあります。

 

小学校入学までのハングル習得

そして私たち外国人がいちばん心配するハングル習得です。

うちの子が言うのは、小学校1年の時、先生が「今日の宿題と明日の準備物」を簡単に短く板書したり、口で言ったりするそうです。

ここで出てくる単語を連絡帳に書ける、最低このレベルまでできたら大丈夫だそうです。

ハングルに関してはオリニチプでもきちんと教えてくれます。

うちは放ったらかしでしたが、何とかなりました。

 

まとめ

子供が大きくなって思うのは、結局どこもそうたいして変わらないということです。(笑)

ただ、安くていい教育を受けさせたいなら、国公立幼稚園をおすすめします。

実際、失礼ですが、韓国の幼稚園の先生とオリニチプと先生とを比べると、レベルが違いました。

幼稚園の先生は教えるのがとても上手でした。

オリニチプの先生はハイヒールに長い髪でお迎えのバスに乗っていたり…

子供がもし何かあった時にこのスタイルで走れるのか!と思ったこともあります。

でもオリニチプにしろ、幼稚園にしろ、子供が楽しく通ってくれれば問題ないのかなと思います。